トイストーリーシリーズ史上最高傑作といわれた『トイストーリー3』!
3作目で悪役となったロッツォですがサニーサイド保育園での悪行の数々や、焼却炉での振る舞いもあり…
ウッディには「仕返しする価値もない」と切り捨てられてしまいますね。
しかし
- 「仕返しする価値もない」と切り捨てる前にもう少しロッツォに救いはなかったのか?
- ロッツォの過去や最後はかわいそうなのでは?
という意見も!
今回はロッツォの過去や最後はどうなったのか振り返ると共に、仕返しする価値もないに対する意見をまとめていきたいと思います。
トイストーリー3ロッツォの過去がかわいそう!?
※画像は楽天市場に飛びます
まずウッディに「仕返しする価値もない」といわれてしまったロッツォの過去からふりかえってみたいと思います。
ロッツォは元々はデイジーという女の子のおもちゃでした。
ピエロのチャックルズとビッグベビーもデイジーの元に一緒にいましたが、その中でもいちごの香りがするピンクのクマ・ロッツォは特別な存在だったそうです。
ピエロのおもちゃ・チャックルズ曰く「あんなに仲のいい子供とおもちゃはいない」というくらいデイジーから愛されていたロッツォ。
しかしデイジーがドライブ中外でお昼寝した隙に、親がおもちゃたちを置いて家に帰ってしまったのです…。
ロッツォたちはデイジーがおもちゃを忘れたことを思い出して取りに戻ってくると信じていましたが…
必死にデイジーの家に戻ると、そこには新しいロッツォのおもちゃを抱き抱えるデイジーがいました。
この時のロッツォの悲しそうな顔は胸が張り裂けそうになりましたが…
この出来事からロッツォの性格はまるっきり変わっていしまい、サニーサイド保育園で極悪非道のかぎりを尽くすのです。
こんな悲しい過去から仕返しする価値もない存在になってしまうのは悲しすぎますね…。
ウッディもロッツォに同情していたと予想
トイストーリー3ではロッツォのこのシーンはコンパクトにまとめられていましたが、ロッツォとデイジーの話を聞いてこの時はウッディも、アンディと自分を重ねたのではないでしょうか?
もしウッディがロッツォと同じ立場だったら…?
そう考えるととてもかわいそうに思えてきますよね。
デイジーはロッツォがいないことをものすごく悲しんだと思いますが、両親が探しにいくより買った方が早いと思ったんでしょうか?
おもちゃにとって持ち主はオンリーワンの存在ですが、デイジーにとってはどのロッツォも同じロッツォだったというところがまた辛いですよね。
デイジーの家で自分だけ代わりのおもちゃが待っていたのはかわいそうに感じました。
ロッツォがかわいそうだという声をチェック
トイストーリー3のロッツォの最後はどうなった?結末もかわいそう
※画像は楽天市場に飛びます
デイジーに捨てられた過去をもつかわいそうなロッツォですが、最後はビッグベビーに突き落とされてウッディもろともごみ収集場へいきます。
危険な目に遭いながらウッディはロッツォを手助けしていきますが、ロッツォは焼却炉へ続くレーンの停止ボタンをおさずに一人だけ逃げるという裏切り行為をします。
アンディは迎えにきてくれるかな?
という絶対にあり得ない嫌味まで言っていくのですが…
最終的にウッディたちは助かり、ロッツォはゴミ収集車の運転手に拾われてトラックのフロント部分にくくりつけられる最後となりました。
ロッツォの結末ラストがかわいそう
焼却炉での裏切り行為を考えたら妥当な仕打ちなのかもしれませんが…
抱きしめるといちごの香りがするロッツォが、トラックに縛られて一生を過ごすと思うとかわいそうな最後ですよね…。
要するにもう誰にも抱きしめてもらえないおもちゃになったので、トイストーリーの中ではかなり残酷な結末を迎えた一人なのではないかと考えることができます。
トイストーリー3「仕返しする価値もない」は冷たい?
ロッツォはゴミ収集車の運転手に拾われ、トラックに縛られるという残酷なラストを迎えました。
ハムやスリンキーが最後にロッツォに仕返ししてやろうと思い、探そうとしますが…
そこでウッディは「仕返しする価値もない」と、放っておくように言い放ちます。
かなりキツい言い方ですが、日本語字幕では「関わるだけ損だ」というもう少し柔らかい言い方になっています。(英語版は日本語吹き替えと同じような意味だった)
なぜウッディは仕返しする価値もないと言ったのか
ウッディは何度も酷いことをされながらも、ロッツォの過去を聞いたからこそロッツォも助けたいと思っていたのではないでしょうか。
しかし焼却炉の停止ボタンを押さずに裏切ったことで、ウッディの中で「ロッツォはもう改心することはできない」と判断したのかなと思います。
自分だけならまだしも、大切な仲間たちがゴミとして燃やされるところだったのでウッディの怒りは相当だったと思います。
ロッツォの裏切りに意味はあったのか?
ストーリー上の都合の話になってしまいますが、トイストーリー3ではリトルグリーンメンの救出シーンが見どころの一つでもあったので焼却炉に向かうシナリオが必要だったのかな?とも考えられますよね。
またトイストーリー3の中でロッツォが改心する余地見つけられなかったと言うことも大きいのではないでしょうか。
かつて友人と呼んでいたおもちゃたちの人生を自分勝手な理由で台無しにしたロッツォが、サニーサイド保育園に戻れるとは思いませんし…。
ビッグベビーがゴミの中にロッツォを投げ入れたことが全てではないかと思います。
トイストーリー3でロッツォが救いのない結末になったのはなぜ?
ロッツォは悪役らしい結末を迎えた一人ですが、仲間に酷いことをしたり裏切ると周りには誰も助けてくれる人がいなくなると言うことを伝えたかったのかもしれません。
またロッツォが傷つきひねくれてしまった考え方や性格は、そう簡単に戻せるものではないと言うことなのではないでしょうか。
それが仲間たちを傷つけていい理由にはなりませんが、デイジーが大好きだったからこそ捨てられたと勘違いした時の悲しみが深かったのだと思います。
またウッディはアンディという持ち主がいてくれて、戻る場所も決まっている…。
ロッツォから見たらウッディは相当妬ましい存在に見えたのだと思います。
そんな人からどんな説得を受けても聞く耳を持つことはできなかったため、あのような結末になってしまったんだと思います。
トイストーリー3「仕返しする価値もない」に対するSNSの反応
ウッディの「仕返しする価値もない」というセリフに関してはやはりスカッとした!という意見が多いようで、ロッツォに同情している方はほとんどいらっしゃいませんでした^^;