黄色いワンピースに赤毛とそばかす、高いツインテールのおしゃべり人形『ギャビー・ギャビー』
トイ・ストーリー4では腹話術のベンソンを引き連れてウッディのボイスボックスを強奪するなど、悪役ポジションとなりましたが…
実際にモデルとなった人形はいるのでしょうか?
今回は
- ギャビーギャビー(おしゃべり人形)の元ネタ2つ
- ギャビーギャビーのモデルになった人形の価値や値段はどのくらい?
- アンティークショップに売られていたギャビーギャビーの金額は?
について調査していきたいと思います!
トイストーリー4のギャビーギャビーについておさらい
※画像は楽天市場に飛びます
トイ・ストーリー4に出てくるギャビーギャビーは背中にある紐を引っ張ると「私ギャビー・ギャビーあなたが大好きよ」などと話すことができる『ボイスボックス』が内蔵されている人形です。
しかしギャビーギャビーのボイスボックスは、製造不良により可愛らしい声は出せない状態でアンティークショップに60年以上置かれたままでしたが…
ギャビーはこのボイスボックスさえ直れば、アンティークショップの孫娘であるハーモニーの元へ行けると信じていたのです。
そんな時に状態が良く同じ型のボイスボックスが内蔵されたウッディと出会い、無理やり捕まえてボイスボックスをトレード。
しかしボイスボックスが直って綺麗な声でお話しできても、ハーモニーに振り向いてもらうことは出来ませんでした。
ギャビーギャビーの元ネタ1体めはマテル社の「おしゃべりキャシー人形」!
ウッディのボイスボックス返せや!とか色々思うことはありましたが、ギャビーギャビーは最終的にウッディたちの手を借りてハーモニーではない女の子の持ち主の元へ行くことが出来ました。
そんなギャビーギャビーの元ネタになったオモチャはマテル社で製作された『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』というボイスボックス内蔵のお人形です。
トイ・ストーリー4の中では1950年代に作られたとありましたが…
ギャビーギャビーは黄色のワンピースに赤毛で高いツインテールが特徴ですが『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』はにはさまざまな髪の色やヘアスタイルのデザインがあったようです。
初期はブロンドのボブヘアで、後期には黒い髪の『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』もいたみたいです!
ギャビーギャビーに内蔵された「ボイスボックス」もおしゃべりキャシー人形と同じ仕組みで、小型のスピーカーの中に小さなレコードが入っているもの。
トイストーリー4でギャビーが何種類のフレーズをしゃべるのかは描かれていませんでしたが『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』は
- お腹がすいたわ
- 一緒に遊んでくれる?
- お話しして!
などの11種類〜18種類のフレーズを話すことができたそうです。(シリーズごとに話せるフレーズが増えたみたいですね)
トイ・ストーリー4ではギャビーに付属品の絵本がついていましたが、おしゃべりキャシー人形の付属品にも絵本がついていました。
ギャビーギャビーの元ネタ2体めは「ティナ トーキング ドール」
※画像は楽天市場に飛びます
もう少し調べてみるとギャビーギャビーの元ネタのモデルになった人形は、トワイライトゾーンというアメリカのテレビシリーズに出てきた『Talky Tina(おしゃべりティナ)』という人形であることがわかりました。
このティナの人形が出てくる回は『Living Doll(殺してごめんなさい)』というタイトルの作品で、ガチのホラー作品です。笑
チャッキーみたいな感じ!!
そもそもこの『Talky Tina(おしゃべりティナ)』は『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』がモデルになっているので同じようなものといえば同じなのですが…
ギャビーギャビーの怖さはここからきているものと思われます。
ギャビーが話す「私ギャビー・ギャビーあなたが大好きよ」というフレーズは、ティナが話す「私はトーキー・ティナ、あなたをとても愛している」というフレーズからきているのではないかと思います。
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ギャビーギャビーのモデルの人形の「おしゃべりキャシー」価値や当時の値段
ギャビーギャビーの元ネタになった『おしゃべりキャシー』は当時どのくらいの価格で売られていたのかが気になっていたのでチェックしてみると…
希望小売価格は18ドルだったそうですが、カタログ広告では10ドル以下の値段で売られていたことがわかりました。
1960年代の1ドルは日本円で360円だったそう。
ということは、おしゃべりキャシー人形は広告価格だとおよそ3600円ほどの値段で売られていたと考えられますね。
1960年代当時の1ドルを現在の価値に置き換えると、1500円以上の感覚だったそうですから…
今で言うと15,000円くらいの値段の人形という感じでしょうか?
そう考える割と高価な人形だったと言うことがわかりますね。
『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』は同じマテル社製のバービー人形の次に人気のあるお人形だったそうですよ。
ギャビーギャビーはアンティークショップにいくらで売られていたのか?
ギャビーギャビーの元ネタになった『Chatty Cathy(おしゃべりキャシー人形)』が当時そんなに安くない値段で売られていたことがわかりました。
トイ・ストーリー4ではギャビーは販売されてから60年経ったという設定ですが…
「ギャビーギャビー」はどのくらいの価値あり、アンティークショップではいくらで売られていたのでしょうか?
実際にギャビーギャビーの元ネタになったおしゃべりキャシーの価値を調べてみると…
- まだおしゃべりができる
- 状態の良いもの
であれば、300ドル(およそ4万円)の価値があることが判明しました。
しかし喋ることができないのであれば、価値はとても下がるそう。
ギャビーギャビーと同じように、状態は良いのに喋ることができないのであれば40ドル(およそ5000円)の価値になるそうです。
トイ・ストーリー4のアンティークショップはさまざまな商品が売られていましたが、トイショップの専門店ではなさそうだったので…
もしかしたらギャビーギャビーは5000円よりも安い値段で売られていた可能性も高そうですよね。
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