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    潜水艦タイタンにトイレはある?内部構造がどうなっているのか調査!

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    潜水艦タイタンにトイレはある?内部構造がどうなっているのか調査!

    2023年6月18日にイギリスの豪華客船・タイタニック号の見学ツアーのため出港した潜水艦タイタンが消息をたったニュースが連日話題になっていますね。

    タイタニックツアーに使われた潜水艦については、ジョイスティックで操作されていることや船体の素材なども問題視されていましたが…

    あの狭い潜水艦の中にトイレってあるのかな?と気になった方も多いのではないでしょうか。

    今回は潜水艦タイタンについて

    • トイレはあるのか?
    • 内部構造はどうなっているのか?
    • 乗客は誰なのか?
    • 現在はどうなったのか?

    について調べていきたいと思います。

    目次

    潜水艦タイタンにトイレはある?タイタニックツアーは何時間の予定だった?

    調べてみると、潜水艦のタイタンには簡易トイレが備わっていたことがわかりました。

    流せるトイレではないですが、潜水艦タイタンの端の窓のところにあり、カーテンで仕切ることができたようです。

    通常の潜水艦の場合は圧縮空気で艦外に排出されるそう。

    トイレ付きの潜水艦を調べてみてもどれも大きな潜水艦ばかりでした。

    タイタンが想定していた艦内の滞在時間は8時間だったそうですから、トイレをあらかじめ船内に組み込む予定はなかったのかもしれませんね。

    潜水艦タイタンは簡易トイレのみ用意されていることがわかりましたが、実際の内部構造はどうなっていたのでしょうか?

    潜水艦タイタンの内部構造がどうなっている?

    トイレがないとなると、潜水艦タイタンはかなり狭いのかと想像できますが…

    BBCのニュースでタイタンの内部構造がよくわかる動画がありました。

    38秒くらいからオーシャンゲートCEOがタイタンの内部で、操縦方法を説明しています。

    全体像で見るとこのくらいの大きさ↓

    潜水艦タイタンは

    • 全長6.7m
    • 内部はミニバンくらいの広さ
    • 簡易トイレあり
    • 窓1つ
    • モニター3つ?
    • 操縦士や客5名が乗船
    • コントローラーはロジクール
    • 立つこと、寝そべることはできない

    という内部構造だとわかりました。

    潜水艦タイタンで使用されていたのはロジクールのF710

    タイタンは重りで沈み、浮上するときは重りを捨てて上がってくる仕様です。

    中から開けることができないので、タイタンを海面まで引き上げて救出する必要があります。

    ただし10tもある船体なので、それができる船はそうそうないとの情報も…。

    潜水艦タイタンの乗客は誰?

    潜水艦タイタンに乗船する費用は1人当たり25万ドル(5345万円)であることから、かなりのお金持ちでなければ乗ることはできません…。

    乗客は操縦士を含めた5名でした。

    • ストックトン・ラッシュ氏(61歳)→オーシャンゲートCEO
    • ポール=アンリ・ナルジョレット氏(77歳)→潜水艦操縦士
    • シャザダ・ダウッド氏(48歳)→実業家でパキスタン有数の富豪
    • スレマン・ダウッド氏 (19歳)→その息子さん
    • ハミッシュ・ハーディング氏(58歳)→探検家、宇宙旅行の経験あり

    オーシャンゲートCEOでこのタイタニック号のツアーを企画したストックトン・ラッシュ氏の妻は、タイタニック号に乗船していた夫妻の玄孫だそうです。

    タイタニックの映画で、浸水する船の中で抱き締め合う老夫婦が出てきますが、そのモデルとされたと言われています。

    潜水操縦士だったポール=アンリ・ナルジョレット氏はミスター・タイタニックという異名を持っています。

    オーシャンゲートCEOのストックトン・ラッシュ氏と共にタイタニック号の沈没現場に35回以上潜った経験があるそう。

    シャザダ・ダウッド氏はパキスタンの大手肥料会社「エングロ・コーポレーション」の副会長で、大富豪として名が知られている人物。

    地球外生命体の探索を行う研究機関にも携わっているそうです。

    潜水艦タイタンの現在の状況は?

    2023年6月23日13:00時点の情報で、潜水艦タイタンは圧壊され乗客5名は助からなかったという報道がなされました…。

    潜水艦タイタンが消息を経ってからの時系列をまとめると

    1. 2023年6月18日に潜水開始
    2. 潜水開始から1時間45分後に連絡が途絶える
    3. 酸素残量は70時間から96時間分程度と推定
    4. 21日にカナダの捜索機が音を感知
    5. 潜水艇の酸素の残りは20時間分を切った可能性があると推定
    6. 22日潜水艦タイタンの大きな破片を発見。5名救出ならず。

    という状況でした。

    タイタンは水深4000メートルまで潜水が可能、乗組員5人の生命を96時間(約4日)維持することができたそうです。

    なぜ猶予があったのに見つからなかったのか?と疑問に思うかもしれませんが…

    タイタンは音波探知機を使って母船に位置を知らせていたのですが、潜水開始約2時間でその連絡が途絶えてしまっています。

    3800mの水深ではGPSも無線も機能しないため、ここでタイタンの位置を連絡する手段がなくなってしまったんですね。

    大きな海の中、水深3800mまで沈んだ潜水艦を見つけるのは不可能に近いわけです…。

    なぴ

    水深3800mまで進むと海水温は2℃前後になるそう。

    狭いし寒いし空気は薄くなることを考えると、船内がどれほどの状況だったのか…想像するのも辛いです。

    タイタンの同意書には

    この潜水艇は試作品であり、いかなる公認機関からも承認されておらず、検査を通っていない

    https://news.yahoo.co.jp/articles/ac5e7b8ad123af54c23b041e74a8757c5558c87b

    と書かれていたそうです。

    安全性の問題を指摘した従業員が解雇されることもあったそうなので、起こるべくして起こってしまった事故なのかもしれません。。。

    タイタンに乗船していた5名の方のご冥福をお祈りいたします。

    目次