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    魔女の宅急便原作の違いが衝撃!作者が激怒した理由や小説版のラストをチェック!

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    魔女の宅急便原作の違いが衝撃!作者が激怒した理由や小説版のラストをチェック!

    宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』!

    ジブリ作品として長く愛されているので、原作があったのを知らなかったという方が多いようですね。

    今回はそんな魔女の宅急便について

    • 小説版の原作との違い
    • 原作『魔女の宅急便』がジブリ映画化の際に激怒した事件
    • 小説版のラストはどうなったのか

    について調査していきたいと思います。

     

    目次

    魔女の宅急便の原作者は誰?簡単なプロフィールをチェック!

    脚本・監督を宮崎駿さんが担当したアニメ映画『魔女の宅急便』。

    なぴ
    なぴ

    箒で空を飛べるとか、街並みとか、グーチョキパン店とか全ての好きが詰め込まれたような作品ですが、実は魔女の宅急便には原作小説があるんです!

    魔女の宅急便の原作者は角野栄子さんという女性の方!

     

    まずは簡単なプロフィールをご紹介いたします。

    • 名前:角野 栄子(かどの えいこ)
    • 本名:渡辺 栄子(わたなべ えいこ)
    • 出身地:江東区深川
    • 生年月日:1935年1月1日87歳 ※2022年4月29現在)
    • 最終学歴:早稲田大学教育学部英語英文学科
    • 職業:童話作家、絵本作家、ノンフィクション作家、エッセイスト
    • 主な受賞歴:サンケイ児童出版文化賞(1982年)、路傍の石文学賞(1984年)、野間児童文芸賞(1985年)、小学館文学賞(1985年)、国際アンデルセン賞(2018年)

    現在は神奈川県鎌倉市に在住とのこと。

    魔女の宅急便の原作者である角野栄子さんは、5歳でお母様を亡くされその寂しさを紛らわすためによく空想をしていたそうです。

    なぴ
    なぴ

    角野栄子さんのお父様もよくお話を聞かせてくださっていたようで、幼少の頃からいろいろな物語に触れていらっしゃったんだなあと思いました。

    外国に憧れを持っていらしゃった影響で、早稲田大学教育学部英語英文学科をご卒業された後は紀伊國屋の出版部に就職。

    結婚された後はブラジルに自費移民として2年間在住し、その体験記を元に描いたノンフィクション作品が作家デビューのきっかけだったようです。

    アッチ コッチ ソッチのちいさなおばけ」や「ズボン船長さんの話」なども著名な作品の一つですよね…!

    なぴ
    なぴ

    アッチ コッチ ソッチのちいさなおばけ」シリーズは図書館でよく読んだのでめちゃくちゃ懐かしい…!

    魔女の宅急便という作品はこの後の1985年代に書かれた著書で、角野栄子さんの娘であり作家の「くぼしまりお」さんが中学生の時に描いた魔女のイラストに着想を得て執筆された作品なんだそうです。

    それから4年後の1989年に宮崎駿によりアニメ映画『魔女の宅急便』が制作されることになりました。

     

    魔女の宅急便の原作との違いは?ジジとキキが最後まで会話できる!

    魔女の宅急便の誕生した経緯をご説明したところで、アニメ映画版と原作小説版の違いをチェックしていきたいと思います。

    ざっくり上げると

    • キキの容姿
    • トンボの名前と性格
    • ジジとキキが話せなくなる展開

    ということがわかりました。

    原作「魔女の宅急便」のキキはロングヘア

    調べてみると宮崎駿版の「魔女の宅急便」のキキはボブヘア(ショートヘア)、角野栄子さんの「魔女の宅急便」のキキはロングヘアなのでキャラクターデザインが違います。

    宮崎駿監督のヒロインたちはもれなくみんな(だいたい?)ショートヘアのスタイルが多いので、単純に宮崎駿監督の好みの問題もあるかもしれません。笑

     

    原作「魔女の宅急便」の違いはトンボの名前や性格!

    微妙な違いですが、アニメ映画では『トンボ』とカタカナ表記で、原作では『とんぼ』とひらがな表記なんだそう。

    また宮崎駿監督の「魔女の宅急便」ではトンボがかなりイケイケ?というか陽キャな性格に書かれていますが、原作のとんぼは気の弱い性格で描かれているそう。

    なぴ
    なぴ

    全くの反対の性格なので、びっくりしますよね…

    スポーツカーに乗ってイケイケな女の子たちに囲まれているトンボじゃないと、アニメ映画の尺でキキと絡ませられない!と思っての改変だったのでしょうか??

    原作「魔女の宅急便」の違いはジジとキキが最後まで会話できる

    宮崎駿監督の作品は大好きなのですが、魔女の宅急便で一番悲しかったのがジジとキキが会話できなくなることでした。

    しかし原作の「魔女の宅急便」ではジジとキキは最後まで会話できるんだそう…!!!

    宮崎駿監督は行動や言葉に意味を込めていると思うのと、少女が成長することにこだわっていると思うので…大人になった証にジジと会話できなくなったのかなと考察しています。

    ジジはキキのイマジナリーフレンドだったのかな?と思うとなんか切なくなってしまうのですが…

    なぴ
    なぴ

    原作の「魔女の宅急便」の方がファンタジー要素が強くていいですね;;

    最後までジジとキキが会話できるのがすごく嬉しいです…!

    キキとジジのスピンオフ作品!

     

    魔女の宅急便の作者が激怒したという話は本当?

    魔女の宅急便の原作について調べていると、原作者の角野栄子さんが激怒したという話題が出てきます。

    これはどういうことなのか気になってみていると、こんな内容を発見。

    角野は『魔女の宅急便』の映画化に際し、当初は唯一の注文として「キキが旅立つ時にキキの故郷の木に付けられていた鈴を鳴らすこと」のみを求めていた。

    その後、制作が進むに連れ内容が大きく変わることに否定的になったが、宮崎駿監督と数回対談し解決した。

    引用元:wiki

    原作の魔女の宅急便がジブリでアニメ映画化されるときは、まだ一巻しか出ていなかったそうですが

    • トンボの性格
    • ジジが話せなくなる

    ということだけでも十分に原作改変なので、まさか角野栄子さんもここまで変わるとは思っていなかったんでしょうね。

    どこかでもう少しかわいい話になるかと思っていたという発言もあったそうなので、ジブリ版『魔女の宅急便』は原作者だから感じるリアリティが生々しかったのかな?と…

    めちゃめちゃ高いですが、こちらの『宮崎駿全書』に角野栄子さんとの対談のお話が載っているそうです。

    原作小説の魔女の宅急便のラストとは?ジブリ版とは全く違う内容に驚き!

    原作の魔女の宅急便は2022年4月29日現在までで、全6巻のシリーズが出版されています。

    • 魔女の宅急便
    • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

    魔女の宅急便その6「それぞれの旅立ち」が出版されたのは2009年ですが、キキはとんぼさんと結婚し双子の子供出産。キキは35歳の母親になっています。

    ジブリ版の「魔女の宅急便」は原作シリーズの第1巻までの話で、原作者の角野栄子さんはこのとき続きを考えていなかったそう…!

    なので原作とジブリ版ではラストが違うのは当然のことなのです!

     

    なぴ
    なぴ
    原作の「魔女の宅急便」ではその5とその6の間で15年もの時が過ぎていて、キキが主人公の魔女の宅急便シリーズは双子の姉弟へと受け継がれているようです。
    キキの子供たちであるニニ(姉)とトト(弟)は正反対の性格で、ニニは魔女に興味はなく弟のトトがが魔女になりたいと思っているというお話。どうやって自分の魔法を見つけていくか?というところが主題になっているようです。

     

    原作1巻のジブリ版との違いを楽しみつつ、キキの成長を見届けてみるのも面白いと思います!

    自分に投影しながら読んでいる読者も多く、幼少期に読んだ方は子供へプレゼントする作品になっているんだとか。(原作の魔女の宅急便は、6巻に来るまでに27年かかってます!笑)

    気になる方はぜひ、原作を読んでみてくださいね!

     

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