舞鶴市朝来西町の路上で切断された人の指が落ちていた事件。
切断された指の持ち主は防犯カメラの映像から、市内に住む60代の配達員の男性のものであると判明しましたが…
警察の調べて配達員の男性は指が切断された状態にもかかわらず、病院に行かず配達を続けていたそうです。
その運送会社ってどこなの?と思われた方が多いようなので、調べてみました。
舞鶴市朝来西町で切断された指は60代男性の配達員のものだと判明
60代男性の配達員の方は配達作業中に車の後部ドアに指を挟み、第一関節より先端の2cmほどの指を切断してしまったそうですが…
指を切断してしまったのにもかかわらず、病院に行かずそのまま作業を続けたいたそうです。
- 2023年4月24日 60代男性が配達作業中に指を切断
- 2023年4月24日 16:15ごろ帰宅途中の小学生が指を発見、母親が警察に通報
- 2023年4月24日 60代男性は病院に行かず配達作業を続ける
- 2023年4月25日 京都府警が60代男性の指であったと発表
指切断ってかなり大ごとだと思うのですが、切断された指をそのままに配達作業を優先させたというショッキングな内容ですよね。
【京都舞鶴】指切断した配達員の運送会社はどこ?
【路上に指 配達員のものと判明】https://t.co/szFoO433RE
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 25, 2023
京都舞鶴で起きた指切断事件ですが、60代男性の配達員が指を切断した状態にもかかわらず仕事を続けていたとして運送会社はどこなのか?というところに注目が集まっています。
しかし報道の中では、60代男性の配達員が勤めていた運送会社は発表されておりません。
また60代男性配達員が指切断よりも仕事を優先させた状況が異常だとして、どういう会社なんだ?という批判の声も上がっているようですね。
60代男性の配達員が指を切断された段階で会社に報告していたか?というところが明らかになっていないので、会社の判断に誤りがあったのかや指示があったのかまだわかりませんが、配達遅延を起こした場合にペナルティがあるから報告できなかったのでは?という意見も。
京都の路上に切断された指のニュース。配達業者さんが車のドアに指挟んで切断→そのまま指も探さず病院にも行かず配達を続けていたという事実に悲しくなった。指欠損だよ!まず病院行こうよ!それで遅滞してキレる客、なんらかのペナルティあるから指切断したまま仕事続行したんだろうけど。日本よ…
— しょこちん💚🍫 (@shoko56) April 26, 2023
特に日時指定のある荷物の場合、遅延が起きると損害賠償を請求される可能性があるとか。
配達指定日のある商品を遅延させた場合運送業者が、賠償する責任があります。 一般的に、金銭での賠償です。 運賃と商品代などの総計を、損害賠償として請求できます。 交通事情で遅延となった場合工事で通行止めの情報などが事前に周知されている場合で遅延させた場合は、運送業者に責任があります。
https://nemoto-unso.jp/blog/column/9/
60代の男性配達員の方が切断された指よりも荷物を運ぶことを優先させたことを考えると、かなり責任感のある方だったのではないかなと想像できますが…
運送会社はこういう事故を想定してのオペレーションをあらかじめ作っておくべきですよね。
指切断の労災はいくらおりる?
今回、業務中の指切断という事故なので労災認定されるはず。
労災の等級は
- 切断された指の箇所や本数
- 後遺症のあるなし
などで判断されるようです。
今回の60代男性の配達員が報道通り指1本の2cm切断だけなのであれば、片手の親指以外の指の指骨の一部喪失で14級になるのではないでしょうか。
8級以降は一時金は支払われますが、14級だと給付基礎日額の56日分が障害補償給付として支給されるそうです。
指が見つかったのでくっつくといいですが…時間が経っているので難しいかもしれませんね。
60代男性の配達員さんの指に痺れなどの症状が出てないといいですが、無理されないことを祈っています。