ゴールデンカムイが連載8年でついに最終回を迎えました!;;
今回は314話の最終回で登場したヴァシリ・パヴリチェンコの絵画『山猫の死』について元ネタや考察をまとめていきたいと思います。
また頭巾ちゃんが描いた『山猫の死』の絵画を落札したIT企業はどこで、こちらも元ネタがあるのかどうか見ていきたいと思います!
山猫の死元ネタは?尾形に関するオマージュをチェック!
「ゴールデンカムイ」無料公開を延長 5月8日までhttps://t.co/RBvx19aTeA pic.twitter.com/NS0Psg7ZDN
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) April 28, 2022
ゴールデンカムイが314話でついに最終回を迎えてしまいましたね…;;
最終回を読んで色々と思いを馳せることがあったのですが、一番気になったのはやはりヴァシリ・パヴリチェンコ(頭巾ちゃん)の描いた『山猫の死』という絵画!
尾形はゴールデンカムイ169話(17巻)で『山猫の子供は山猫』と言われているので、ここから尾形=山猫と喩えられているということはわかっていましたが…
尾形というキャラクターはトム・べレンジャーの「山猫は眠らない」をオマージュして作られたキャラクターだと言われています。
映画『山猫は眠らない』は邦題で、本当はsniper(スナイパー)というタイトルなんですって。
ちなみにこの「山猫は眠らない」という映画にもモデルになった方がいて、その人は1等軍曹となったカルロス・ハスコック(アメリカの軍人)という方なんだそう。
野田先生はカルロスさんからも何かオマージュしているのかな?と思ってカルロス・ハスコックさんのwikiを見てみると気になる一文が。
北ベトナム軍はハスコックらに対抗すべく第55高地に12名もの狙撃手を送り込んだ。
その中の一人、北ベトナム軍の謀略放送で“コブラ”と呼ばれていたスナイパーとの戦闘は通称”cat and mouse”と呼ばれ、フィクションの世界に多くのフォロワーを残し、ドキュメンタリー番組の研究対象となった。
引用元:wikipedia
深読みしすぎかもしれないですが、頭巾ちゃんと尾形みたいなストーリーですよね…!
また山猫は眠らないの最後もそのようなストーリーではないので、絵画についての元ネタはもう少し探ってみたいなと…!
次にこの『山猫の死』についての考察をまとめていきたいと思います!
ゴールデンカムイ「山猫の死」の考察や意味をまとめ!
ヴァシリが山猫の死を作成したのが1940年で、ゴールデンカムイの舞台が1907年頃と想定すると30年以上も温めて描かれた山猫なんだなあとしみじみ思う。
国境のあの夜、たまたま出会った一瞬の邂逅によって頭巾ちゃんは囚われ、尾形の墓守になることになったのだ。うん、大団円。— nyancam (@nyancamcam) April 27, 2022
山猫の死という絵画はヴァシリが画家となり描いた作品で、頭巾ちゃんが亡くなるまで手放さなかった絵画と書かれていました。
310話のゴールデンカムイでは『地獄に堕とした山猫は眠らないことを決めた。』と書かれていましたが…これは尾形のオマージュになった『山猫は眠らない』にかかっているのではないかと思います。
またヴァシリの絵画として『山猫の死』が尾形の死後も残っていることによって、山猫は生き続けるという意味になるのかな…?
ゴールデンカムイ最終回滅茶苦茶良かった
「スナイパーのヴァシリ」としてはあの姿を見せない退場はこれ以上ないほど綺麗なもので、
「頭巾ちゃん」としてはそんなのいいからとにかく生きていて欲しい…って複雑だった2つの心を山猫の死で同時に救われた
最後まで姿を見せずに生存だけを示してくれた— コナタデ@SCP財団 (@konatade_scp) April 28, 2022
ヴァシリが生きていたことがわかったのも嬉しいですが、本当にこの『山猫の死』には解釈がありすぎてしんどいですね!笑
ヴァシリの山猫の絵、線路らしきものがあるから単純に死を看取って描いたものかもしれないし「山猫としての尾形は死んだ」って意味かもしれないし、描いた年的に実はヴァシリが尾形助けてしばらく一緒にいたのかもだし、描き始めるまでにそれだけの年数が必要だったのかもしれない。
解釈沢山だな。— その辺の字書きの独り言。 (@liVW5QxjzGQizFK) April 28, 2022
そしてみていた中が一番好きな考察はこちら!
アイヌの金塊にまつわるとある抗争を知らない人々は『山猫の死』を「線路の横で死んでいる山猫」としか捉えられないの、美術鑑賞における教養の重要性が理解っちゃうな
— はやぶさマン (@big_falco) April 27, 2022
深すぎる…
頭巾ちゃんの絵画・山猫の死を落札したIT企業の元ネタや意味は?
「IT企業が」ってだけで近年のことだって分かるし1940年代からずーっとヴァシリ・パヴリチェンコも『山猫の死』も評価され続け、この先も未来永劫評価され続けるのだと思うとこみあげるものがあります…
— 脳内 (@nounai_gk) April 28, 2022
ヴァシリの絵画『山猫の死』は 日本のIT企業によって三億円で落札された…とかかれていましたが、やはり野田先生のオマージュがちらつくと何が元ネタ?とすぐ気になってしまいました。笑
美術館構想に向けてコレクションを少し入れ替えます。赤バスキアと青バスキアの内、赤バスキアを今回オークションで売却。暗号通貨での支払いもOK。青バスキアは美術館に展示予定です。
前澤友作が所蔵するバスキア大作、フィリップスで競売へ。予想落札価格は80億円以上 https://t.co/46lku8gpQb
— 前澤友作 (@yousuck2020) March 1, 2022
絵画を落札と聞くと、元ZOZOの前澤友作さんがバスキアを62億円で落札したことが記憶に新しいですが、勇作と友作をかけているわけではないよな…?と思ったり。笑
山猫の絵は、マキリみたいにそっと人知れず美術館に存在するんじゃなくて、わざわざ日本のIT企業なんかに3億で買われてるのが、なんというか本当に皮肉がきつい…。
— 檸檬茶@5/7ユーカラ (@UZOMUZO108) April 28, 2022
しかし、わざわざ『日本』のIT企業に落札されたのはものすごい深い意味があるんじゃないか?と思っていて…
山猫の死を3億円で落札したIT企業については、ゴールデンカムイの登場人物の子孫や鶴見中尉生存説と唱えている方が多い模様!
IT企業設立者は鶴見中尉だと思いたい。オークションに出された時期によっては年齢的にまだ生きていた可能性もあるのではと。宇佐美は指、尾形は絵という形で、最期は鶴見中尉に看取られた(引き取られた?)という結末であってほしいと思っています。単行本出るまでの夢かもしれないけれど
— ばん (@satoubann) April 28, 2022
これは正解?がかかれていないので、考察しがいがありますね!単行本の加筆でさらにわかることもあるのでしょうか?!期待したいと思います!
ゴールデンカムイは現在、2022年5月8日まで無料公開中ですが単行本は大幅な加筆ありと予告されているので、ぜひ漫画を買いましょう…!
さらにゴールデンカムイのアニメ1期から最新3期に加えて、OAD(アニメ一期で描き切れなかったところを映像化したもの)がU-NEXTで見放題配信中!
31日間無料で600円分のポイントももらえてしまうので、この機会にぜひアニメ版も見直してみてください♪
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